vxガスの症状とは!?北朝鮮が金正男暗殺に用いた「人類が作った化学物質の中でも最も毒性の強い物質」

北朝鮮が金正男暗殺に用いたvxガスとはどのようなガスどのような症状をもたらすのだろうか。

金正男暗殺以降、死因は毒殺とされておりどのような毒を用いての暗殺かと注目を集めていたが、2月16日に韓国メディアは外交消息の話として、vxガスの可能性が高いことを報じている。

そんなvxガスとはどのようなガスで、どのような症状をもたらすのであろうか。



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vxガスとは

vxガスとは神経ガスであり、人類が作った化学物質の中でも最も毒性の強い物質といわれる。実際は琥珀色をした無味無臭の油状の液体だ。

毒性が強いvxガスは呼吸器からだけでなく、皮膚からも吸収されてしまうために、ガスマスク等での対処は不可能であり、全身を保護できるようでないと死に至る。

又、ガスとして空気中に散布した使用法以外にも、vxガスを汚染させたものでも長時間高い毒性を誇り、致死量も体重60㎏に対して10㎎程度と少量である。

北朝鮮工作員は金正男暗殺に際して、最初に催眠スプレーを吹きかけてその後、布で顔を覆ったと報じられている。おそらくこの布にvxガスが汚染していたのだろう。もし空気中に散布していたのであれば、vxガスは空気中に留まる特性があるために他にも被害者を出していたことだろう。

vxガスの症状

vxガスの主症状としては突発性の意識障害にある。

吸収したvxガスの量によって痙攣・嘔吐・呼吸困難・意識障害・心肺停止の症状が発症する。

vxガスの特徴でもある吸収後の突発性は、空気中からの吸収であれば無味無臭ということもあり、気づく間もなく。vxガス汚染物からの吸収であれば数分もあれば死に至る。

金正男も襲撃直後に体調不良を訴え意識を失い亡くなっている。そのためにvxガスの症状とも酷似しており、暗殺に用いられた可能性は高そうだ。

そんなvxガスはサリンとも非常に近い毒性として知られている。



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vxガスとサリン

サリンは日本において1995年に宗教団体オウム真理教が起こした、一連の事件で使用されたガスであり、多くの犠牲者を出したことでも日本では知られている。そんなサリンもvxガス同様に即効性の高い神経ガスである。

vxガスもサリンも共に呼吸からの吸収のみならずに、皮膚からも吸収されてしまうために、急な襲撃に際しての防御法は困難を極める非常に危険な毒ガスだ。又、サリンもvxガス同様に汚染物からの吸収でも高い毒性を発揮する。

そんなvxガスとサリンとの決定的な違いは揮発性だ。

vxガスは空気中に留まる傾向にあり、長時間散布場所で高い毒性を発揮する。そのために密集地やトラップ的に仕掛けられることが多いという。しかし、サリンにおいては空気中に散布してもすぐに薄まるようであり広域に拡大していく。そのために密室等の閉鎖空間に瞬時に拡散したい場合には非常に有効であり、地下鉄サリン事件のような使用法が最も高い効果を発揮する。

ちなみに症状に関してはサリンは眼や鼻など目に見える症状があらわれるものの、vxガスにおいては目に見える症状が現れることはない。

そんなvxガスとサリンであるが同量吸収した場合には、vxガスの方が20倍高い毒性を発揮する。

まさにvxガスとは人類が作った最も毒性の強い物質であるのだ。そんなvxガスを用いて金正男暗殺を決行した北朝鮮はどれだけ本気で暗殺を決行しようとしていたかがうかがえる。

韓国情報機関によると5年前から暗殺を計画していたとの情報もある。さらに金正男暗殺現場のマレーシアでは複数人の暗殺関係者が続々と逮捕されている。唯一北朝鮮の良心とされ、現政権に異議を唱え海外との交流を勧めていた金正男の死はこれからの北朝鮮の更なる暴走ぶりを加速させるものになるかもしれない。



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