このようにして「生産追い付かず販売中止」商法は成立する

近年何かと新商品が発売されると「生産が追い付かないため一時販売中止」というという文言を見かけることがある。
近年の大手企業においては完全なる生産ラインが確保されており、安定した供給と云うのは十分に可能。
又、綿密なるマーケティングを施しており、事前に商品がどれくらい売れるのかと云うのも予測している。
そのために一昔前では「生産が~」という文言など見かけることもなかった。

しかし、近年では「生産が~」という事態が相次いで発生。
いったいなぜこうした事態が相次いでいるのか。そこには企業による新たなマーケティング術が存在していたのである。



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「生産追い付かず販売中止」にみるマーケティング術

「品薄商法」「煽り商法」「飢餓商法」と呼ばれるマーケティング術を活用しているのだ。

これらの3つの商法はどれも同じ手法であり、商品があたかも人気のため売れすぎて在庫がないと思わせることが目的である。
人間と云うのは流行に流される風潮があり、それは集団的心理ともいわれ、みんなと同じで居たい、居なければならないという欲望でもある。
こうして人気ということを知らしめることによって、人間の集団的心理に働きかけ購買意欲を誘う。
そしてさらに在庫がないと煽ることによって、再入荷時にもまた在庫がなくなるかもしれないと不安感を刺激し早期購入を誘い。
又、在庫がなくなる前に大量に購入しようというまとめ買いをも誘っているのだ。

こうして購買意欲を増加させるために、あえて企業は「生産追い付かず販売中止」という状況を作っている。

しかし、これら以外にも企業が「生産追い付かず販売中止」の状態を作り出すメリットは存在している。



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無料で商品を宣伝することができるのだ。
どんな商品でも宣伝しないよりも宣伝したほうが売れるのは当然である。ましてや近年ではSNSの発達により誰でも情報発信者になり得る時代。
そんな時代に企業が高い宣伝費を費やして1商品を宣伝するよりも、世の中に数多いる情報発信者を刺激する方が宣伝費もかからずに商品を売ることができる。

そんな現代で大企業の人気商品が生産が追い付かず販売中止となれば、必ずメディアが人気商品として無料で取り上げ宣伝を行う。
又、どんな形であれメディアに呼応して世の中の数多いる情報発信者は情報を発信し、さらに商品の宣伝がなされる。

こうすることによって企業は従来よりも低コストで商品の宣伝を行うことを可能にし、より商品の売り上げを増加させることに成功しているのだ。
しかし、こうした商法によって企業はデメリットも抱えているが、1企業が巨大化して市場を独占している現代の日本においてあまり関係のないことなのだろう。

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